国会は11月12日、国家機密保管法案について審議した。国会議員の多くは、一定期間の後、民族解放戦争における秘密情報を含む、秘密情報・資料を公表する時が来ているとの意見を述べ、これが研究や、国民が歴史的な問題を正しく理解する助けになるとしている。
Huynh Ngoc Son国会副議長は、法案で規定されているように、通常の秘密資料の指定解除期限を40年後とすることを支持すると述べたものの、かつて軍隊の将軍であったSon氏は、解放戦争は30年以上前に終結しているが、この戦争やその後の戦争に関連する秘密資料には、公開までにさらなる時間が必要なものも多いとした。
公開までに40～60年、または非公開とすべき資料もあるという意見が多かったが、ダナン市のNguyen Ba Thanh議員は、通常の秘密資料なら25年、30年とより早く公開すべきとした。早期に公開したほうがメリットがある資料もあるためで、一律40年と規定していれば、自分で自分の足を縛るようなものだと述べた。また国会文化教育青少年委員会のLe Minh Hong副委員長は、秘密指定が解除されたなら、国民が広く知ることができる条件を整えるべきだとした。
(Nguoi Lao Dong)
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（2010/11/17 09:12更新）
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