Saturday, September 3, 2011

03/09 ホアンサ諸島海域に中国の大型漁業監視船

2011/09/06 11:35 JST配信
         
 新華社通信によると、中国の400t級の大型漁業監視船「漁政306」が2日、ホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)に向けて広州の港を出港した。この大型監視船は、2隻の小型監視船と共にホアンサ諸島海域で巡視活動を行うという。3日付ベトナムネットが報じた。

 南シナ海では今年の5月と6月に、ベトナムの資源探査船が自国の主権海域内で調査活動中に中国の監視船から妨害を受けるなどの事件が起きている。

 国際問題アナリストらによると、中国は非軍事または半軍事(漁業監視船や巡視船など)の船舶を使用して、中国が領有権を争う海域で活動する外国船に対する妨害を行う傾向が強いという。中国は日本との間で尖閣諸島の領有権を争っているほか、南シナ海でも東南アジア諸国(ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ)との間で領有権を巡る対立を深めている。
         
[Vietnamnet, 03/09/2011 06:05:00 PM (GMT+7), O]
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